経済産業省はこのほど、特定サービス産業動態統計調査の6月分確報を公表した。対個人サービス業の趣味・娯楽関連5業種の売上高は、ゴルフ場のみ前年同月を下回った。遊園地・テーマパーク(TP)は4.6%増の514億7700万円と、10カ月連続で増加した。
TPの内訳は、入場料金、施設利用料金収入が6.9%増加。入場者数は一般が1.7%、団体が2.4%増加し、全体で1.7%増加した。
ゴルフ場は0.6%減の93億3200万円と、2カ月ぶりに減少した。利用料金収入が0.3%、利用者数が1.3%それぞれ増加。営業ホール数が1.0%減少した。
ゴルフ練習場は0.5%増の25億9千万円と、3カ月ぶりに増加。利用者数が1.9%増加した。
ボウリング場は1.5%増の13億700万円と、3カ月連続で増加。利用者数が0.6%増加した。
パチンコホールは0.2%増の2840億3400万円と、5カ月連続で増加した。
対個人サービス業の教養・生活関連5業種の売上高は、学習塾のみが増加。結婚式場業など4業種が減少した。