近畿日本ツーリスト協定旅館ホテル連盟(近旅連、西野目信雄会長)は6月17、18日の2日間、旅館・ホテルの若手経営者を対象にした研修会「平成旅館塾」を開催する。3回目となる今回は、人材育成と食をメーンテーマに据え、グループ討議や専門家による講演を行う。近旅連では多くの参加を呼び掛けている。
研修初日は、人材育成をテーマに、二瓶哲・タップクリエート社長の講演を聴講の後、グループ別の討議と発表を行う。
2日目は、伝承料理研究家の奥村彪生氏を講師に「中高齢化社会と旅館の料理」をテーマとした講演会を実施。中国市場戦略研究所の徐向東氏による「中国人に売る時代〜巨大市場開拓の成功法則」と題した講演も行う。
「過去2回は、『普段交流のないさまざまな地域の人々と交流ができた』と、参加者から好評を得ている。ぜひ多くの人に参加してほしい」と近旅連本部事務局。
定員は40人。申し込み締め切りは6月10日だが、定員になり次第締め切る。
会場はホテルフロラシオン青山(東京都港区南青山)。
参加費用は、宿泊費、1日目夕食代、2日目朝・昼食代含め1人3万8千円。
問い合わせは、近旅連本部事務局(TEL03・3255・7561、ファクス03・3255・7568)。
昨年12月の第2回平成旅館塾の様子