プリンセス・クルーズ社の大型客船「サン・プリンセス」が5月30日、愛媛県松山市の松山港に初寄港した。松山に寄港した客船としては過去最大の7万7千トン。寄港中は多くの大型バスが松山市へ運行され、外国人観光客らが道後温泉や観光スポットなどを訪問した。
プリンセス・クルーズ社は4月から7月にかけて、客船サン・プリンセスを日本に配船し、外国客船で過去最大の規模となる日本発着クルーズを実施。これに伴い設定された「日本名湯めぐり9泊10日」コースに松山・道後温泉が組み込まれ、初寄港が実現した。
松山市は、初寄港を記念したセレモニーを開き、旅行者を歓迎した。5月31日の出港セレモニーでは、和太鼓の披露や記念品の授受が行われた。
日本名湯めぐり9泊10日コースは、著名な温泉地を持つ地域を寄港地として、松山をはじめ神戸、鹿児島、別府などを巡り、瀬戸内海を満喫するクルーズ。
「サン・プリンセス」が松山に初寄港した