ジーリーメディアグループはこのほど、訪日リピーターの台湾人女性1528名に聞いた 「この夏、日本で行きたい場所・体験したいこと」を発表した。同社発表による詳細は以下の通り。
台湾・香港人向けの訪日観光情報サイトとしてNo.1のユニークユーザー数を有する「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」を運営する株式会社ジーリーメディアグループ(本社:東京都渋谷区 支社:台湾台北市、代表取締役:吉田皓一)は、本サイトのユーザーである、2回以上日本に訪れたことがある20~30代の台湾人女性を対象に、WEB上で「訪日旅行に関する意識調査」を実施し、1,528名から回答を得ました。
<「日本旅行に関する意識調査」結果サマリー>
◆今夏に行きたい都道府県は「北海道」が1位!リピーター上級者は東北・四国地方へ
・今年の夏に行きたい場所は、北海道が1位(44.5%)、東京都が2位(35.2%)、沖縄県が3位(29.8%)
・訪日回数2~5回の回答者(以下リピーター初級者)は、トップ3の北海道・東京都・沖縄県以外に4位 京都府(30%)、5位 大阪府(28.9%)と、ゴールデンルートに票が集まったのに対し、訪日回数6回以上の回答者(以下リピーター上級者)は、5位に青森県(19.9%)がランクイン
・ リピーター上級者はリピーター初級者と比べて、東北地方への訪問意向が+9.8ポイント(青森県)、+4.7ポイント(宮城県・秋田県)高い。四国地方の香川県と徳島県に関しても同様に、リピーター初級者と比較して+4.4ポイント、+4.2ポイントの差がある結果に
◆今夏特に体験したいことは、1位「夏祭りへ行く(68%)」・2位「花火大会へ行く(60.4%)」
・今年の夏、日本で特に体験したいことは1位が「夏祭りへ行く(68%)」、2位が「花火大会へ行く(60.4%)」で、「夏限定のグルメを食べる(53.7%)」、「季節の花を見に行く(52.1%)」が3位と4位に続いた。日本の風物詩を好む傾向がある
◆リピーター上級者は、特に体験したいことの1位が「銭湯、温泉に行く(67.5%)」と断トツでトップ
・リピーター初級者は、「銭湯、温泉に行く(17.7%)」が第7位なのに対し、上級者は、67.5%が回答しトップにランクイン。初級者と上級者の間に49.8ポイントの大きな差が開く結果となった
・特に食べたいもの1位は「ご当地グルメ(65.8%)」がトップ。日本の地域に対する興味が伺える。その他、約半数が「人気のパンケーキ、スイーツ」を食べたいと回答。日本で流行していることを追いかけたいという傾向がある
◆旅行中の課題、約半数が「飲食店などの予約方法がわからない」と回答
・訪日旅行中に困ることは、全体の49.2%が「飲食店などの予約方法がわからない」と回答し、さらに38.4%が「無料Wi-Fiエリアが多くない」、38.3%が「言葉が通じない」ことを課題としている。また、「交通の乗り方・乗り換えがわからない(34.3%)」という回答もあり、目的地までの二次交通が課題となっている
<アンケート概要>
サンプル数: 計1,528名
調査主体: ジーリーメディアグループ
調査対象: 今まで日本に2回以上訪れたことがある20~30代の台湾人女性
調査方法: 「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」内でのインターネットリサーチ
調査期間: 5月29日(月)~6月14日(水)
▼「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」とは
「樂吃購(ラーチーゴー)!日本」(www.letsgojp.com)は、台湾人・香港人(繁体中国語圏)向けに、日本での遊び方、食、買い物に関する内容を中心に様々な日本の情報を発信している、日本観光情報サイトです。月間約500万PV、80万ユニークユーザーのサイトに加え、59万人以上のFacebookファンを獲得しており、両地域において非常に高い知名度と人気を持つインバウンドメディアです。2011年のサービス開始以来、北海道、東北、東京、大阪、京都、四国、九州、沖縄など12のエリア版を開設。各地域で訪日台湾人・香港人観光客を呼び込みたい企業や自治体、公共交通機関、団体などと連携し、地元の魅力を紹介しています。