台湾観光局と台湾観光協会(鄭憶萍・東京事務所長)は11月27日、2019年の訪台日本人観光客数が200万人を超える見込みだと発表した。
1~10月の訪台日本人客数が前年同期比10.2%増の172万5634人と好調で、「令和元年累計で年度目標の200万人を達成する見込み」(同観光局)とした。
同日に都内で開いた「2020年台湾観光キャンペーン新CM発表会」=写真=には、卓球五輪メダリストで台湾卓球選手・江宏傑さんの夫人の福原愛さんが登場。台湾在住で、日々SNSなどで台湾の魅力を発信している福原さんは、「台湾のタロイモのおいしさにはまっているので、タロイモ色の服を着てきました」と話して会場を沸かせた。
台北駐日経済代表処の蔡明耀駐日副代表も出席。「台湾は日本人が故郷に戻ったような気持ちになれる場所。安全で親日的な台湾、心も距離も日本に近い台湾をぜひこれからも訪れてほしい」とあいさつした。
新CM発表では、3種類のCMを上映。オールターゲットに向けて、日本人が知っている台湾の定番の観光スポットに新しい視点を加えて紹介する「定番編」、首都圏の若い女性に向けて、異国に対する憧れと夢が台湾でかなえられるように提案する「浪漫編」、アウトドア好きの人に台湾の自然や景色とアウトドアの体験を紹介する「樂活(ロハス)編」を紹介した。