観光庁は、福島県郡山市で2月14日、通訳案内士の育成を目的とした日本文化研修シンポジウム「祈りを通して知る日本の歴史と文化」を開く。奈良県が協力。東日本大震災からの復興を願い、奈良県を代表する9つの社寺の執事長らが東北に伝わった奈良文化について語る。
講演は「東北に伝わった奈良の文化〜祈りと歴史を考える」がテーマ。唐招提寺や春日大社、薬師寺、東大寺、金峯山寺、興福寺、西大寺、法隆寺、石上神宮の執事長らが登壇する。
シンポジウム後半は、訪日外国人旅行者に日本を案内する通訳案内士の取り組みを紹介する。
会場は郡山市郡山公会堂。通訳案内士だけでなく、通訳案内士やテーマに興味のある人も参加できる。参加費は無料。定員は先着順で300人となっている。
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