群馬県みなかみ町でこのほど、全日本実業団自転車競技連盟が主催する自転車ロードレース大会「全日本実業団東日本サイクルロードレース大会」が開かれた=写真。みなかみ観光まちづくり協会が、優勝賞金100万円の賞金を設定。同大会は今年で42回目、これまでにもみなかみ町を開催地としており、地域密着型のレースとして定着している。
今年は初めて前夜祭が行われ、選手など約900人が水上温泉に宿泊した。
前夜祭は水上温泉旅館協同組合などが、水上ホテル聚楽で開いた。選手が約170人、地元の参加者を合わせ計280人が参加。水上温泉ペア宿泊券が当たる抽選会などもにぎわった。
大会当日の開会セレモニーでは、鈴木和雄みなかみ町長が「自然に優しい自転車は素晴らしいスポーツ。この機会に自然を大事にするみなかみ町を発信するとともに、自転車スポーツの振興に貢献していきたい」とあいさつした。
地域と大会のかかわりについて、主催の全日本実業団自転車競技連盟の広報担当者は「地域に根付いた大会として、今後は、地元チームが誕生するようになれば、さらに盛り上がるのではないか」と話している。