経済産業省は8日、省内に「クール・ジャパン室」を設けた。日本の戦略産業分野である文化産業の海外進出促進や国内外への発信などに取り組む。
アニメやファッション、映画など日本の文化産業に対する外国の関心は強く、政府も「新成長戦略」や「産業構造ビジョン2010」で、経済成長を支える戦略的分野の1つとして位置づけている。
クール・ジャパン室は同省の文化産業に関する施策の窓口となる。関係省庁、内外の民間関係者と連携し、海外市場開拓や国内外でのイベント開催による情報発信、クリエーターの育成などにかかわる企画を立案、推進する。