みくりが池
富山県の代表的観光地、立山黒部アルペンルートでは、紅葉シーズンに合わせ、各スポットの散策コースを巡る秋の「立山黒部シーズンウォーク」を開催している。
立山黒部アルペンルートは、標高3千メートル級の峰々が連なる北アルプスを貫く世界有数の山岳観光ルート。総延長37.2キロメートル、最大高低差は1975メートル。ほぼ全区間が中部山岳国立公園内に位置し、平坦な道をトレッキングしながら、眼前に広がる山岳美の「絶景」に出会える。
絶景スポット周辺は、遊歩道が整備され、ウォーキングやトレッキング初心者にも最適なコースが充実している。最寄駅から少し歩くだけで、自然散策が楽しめる。
紅葉の見頃は、9月中旬から11月上旬。
絶景スポットの中でも、「隠れハート」を楽しめる2カ所のスポットが人気。一つ目は、標高2450メートルに位置する室堂平「みくりが池」。鉄道駅として、日本一最高所に位置する室堂ターミナルから徒歩20分。北アルプス一美しいと言われる、紺碧の水面に立山の姿を映し出す神秘的な風景が、青い湖面にハートの形を生み出している。また、日本一高所の天然温泉「みくりが池温泉」での立ち寄り入浴も楽しむことができる。二つ目は、標高1930メートルに位置する池塘（ちとう）。日本最高所のラムサール条約湿地帯で、ガキの田と呼ばれる高層湿地特有の大小さまざまな池塘が点在し、ハート形へ姿を変えることがある。
ＧＰＳ機能と連動したオフィシャルサイトのエリアマップも用意。コースや見どころスポットをチェックしながら、スマートフォンと一緒に、散策することが可能だ。
公式ホームページはhttps://www.alpen-route.com/index.php
みくりが池
