東京ドームと東京ドーム・リゾートオペレーションズは3月28日、熱海後楽園ホテルを中心とする複合型リゾート施設「ATAMI BAY RESORT KORAKUEN」(静岡県熱海市)のオープニングセレモニーを開催した。熱海市の齊藤栄市長や同施設のアンバサダーに就任した女優の中村アンさんらが出席し、施設の魅力を発信した。
冒頭、東京ドームの長岡勉社長が「1965年の開業以降、タワー館を増設し、大型宿泊施設として団体などを中心に営業を続けてきた。新しい施設はリゾート感覚満載で構成しており、日帰りでも宿泊でも十分楽しめるものとなった。熱海の素晴らしさを体験してほしい」とあいさつした。また、施設の魅力として、3~4人のグループでも泊まれる100室の客室、相模灘を一望できる日帰り温泉施設「オーシャンスパFuua」、伊豆の食材やクラフトビールが楽しめるレストラン「HARBORS’ W」、地元の名産が買える「ラ・伊豆 マルシェ」を紹介した。
齊藤市長は「熱海はV字回復した観光温泉地として注目を集めている。海とリゾート感が満喫できる施設として、新しい層にも訪れてほしい」と施設への期待を寄せた。
セレモニーでは、関係者一同が並んだテープカットやプレス向けの館内ツアーを実施。テープカットにも参列した中村さんは「立ち湯だったり、ロウリュウキャンプなど、すごく癖になるような、一度でなく何度も足を運んでいただける施設」とPRした。
同施設は、都心から約1時間の位置に開業。既存のタワー館89室に加え、100室の新館「AQUA SQUARE(アクア スクエア)」を設ける熱海後楽園ホテルをはじめ、日帰り温泉施設、マルシェなどを展開する。
テープカットの様子