濃飛乗合自動車(岐阜県高山市)は、中部山岳国立公園内の人気観光地2カ所を1日で巡る定期観光バスの運行を開始した。昨年も実施したが、利用者に好評だったことから今年も運行に踏み切った。
コースは新穂高ロープウェイと上高地を巡る「新穂高・上高地」と、乗鞍畳平と上高地の「乗鞍・上高地」の二つ。今年は昼食メニューを一新したほか、新穂高コースに新穂高ビジターセンター「山楽館」の見学を追加した。料金はいずれも大人6800円、子ども5300円。
新穂高コースは7月23日~8月28日間の毎日、および5月14日~10月23日間の土日祝日。乗鞍コースは7月23日~8月28日の毎日、および5月21日~10月16日の土日祝日に運行する。
昨年は2コース合わせて3千人を超える利用があり、「うち約半数が飛騨地域の人だった」という。