楽天トラベルは10月18、19日の2日間、全国の旅館・ホテルが提供する朝ごはんの“日本一”を決定する「朝ごはんフェスティバル2016」の第2次予選を東京・世田谷区の二子玉ライズ・楽天本社前の広場とホールで開き、決勝戦に進出する六つの朝ごはんを決定した=写真。
決勝戦(ファイナルステージ)進出が決まったのは、安比八幡平・食の宿四季館採冬(岩手県)の「3種の八幡平スムージー」、秋保温泉・ホテル瑞鳳(宮城県)の「清流育ち秋保米と気仙沼産フカヒレの中華あんかけ粥」、あつみ温泉萬国屋(山形県)の「山形牛の旨味がたっぷり染み出た具だくさんの芋煮汁」、大泉高原・八ヶ岳ロイヤルホテル(山梨県)の「ふわふわフレンチトーストに自家製ジャムを添えて」、湯原温泉・我無らん(岡山県)の「岡山のブランド牛『千屋牛』の熟成フィレカツサンド」、城山観光ホテル(鹿児島県)の「朝〆たばかり 鮮度抜群の錦江湾で獲れた真鯛潮茶漬」。
2次予選当日は、楽天本社前の広場にキッチンカー8台が集結。料理人・シェフがキッチンカー内で調理した料理を、延べ約500人の一般審査員と、料理研究家の浜内千波さんや人気朝ごはんインスタグラマーの山崎佳さんらの特別審査員が実食して審査。全員の投票により6品が選ばれた。
浜内さんは「甲乙つけがたい朝ごはんばかりで悩んだが、実際に食べる、ということをイメージしながらいただいた。どれも本当においしく、順位を決めるのが難しかった」とコメント。高レベルの戦いだったと述べた。
2次予選で出品されたのは、日本全国からエントリーされた約1500の朝ごはんのうち、1次予選を通過した47品。1次予選は、一般ユーザーによるウェブ投票と、楽天トラベルに寄せられた過去の宿泊者の「食事」に関する口コミ評価による審査で決まった。
決勝戦は11月30日に東京都内で開かれる。審査委員は、CREA WEB編集長の井上孝之氏、神田川本店店主・全日本調理師協会名誉会長の神田川俊郎氏、ラ・ロシェル・オーナーシェフの坂井宏行氏、楽天執行役員・ライフ&レジャーカンパニープレジデントの武田和徳氏、朝ごはんフェスティバル2015優勝者でホテル・ラ・スイート神戸ハーバーランド総料理長の田中耕太郎氏の5人による実食審査で、2016年の朝ごはん日本一が決まる。