楽天トラベルが発表した「2017年秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング」で、1位は鹿児島県となった。
旅行予行予約サービス「楽天トラベル」 ( https://travel.rakuten.co.jp/ )は、2017年10月1日(日)~11月30日(木)の国内旅行の予約人泊数(=予約人数×泊数)をもとに、「2017年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング」を発表しました。前年同期比の伸び率が高い順にランキングした結果、1位は鹿児島県となりました。
2017年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング
順位 | 都道府県名 | 前年同期比 |
1位 | 鹿児島県 | +29.2% |
2位 | 福井県 | +27.1% |
3位 | 愛媛県 | +26.4% |
4位 | 群馬県 | +26.3% |
5位 | 静岡県 | +24.8% |
1位は、2018年1月開始の大河ドラマ『西郷どん』の影響で注目が高まる鹿児島県です。県内のエリア別では、鹿屋・垂水・志布志エリアの予約人泊数が前年同期比+109.8%(約2倍)、次いで種子島エリアが+79.7%(約1.8倍)と特に好調です。ほか奄美大島、屋久島などを含む県内の離島エリアだけでも+39.0%(約1.4倍)と伸びており、全国の離島における今夏の宿泊予約の伸び率をまとめた「2017年夏 人気急上昇の離島ランキング」(7月14日発表)でも与論島が全国2位、喜界島が同4位にランクインするなど、離島人気の高まりがうかがえます。
2位の福井県では、越前・鯖江・武生エリアが前年同期比+41.0%(約1.4倍)、女性複数名での予約が+51.3%(約1.5倍)と最も増加しており、女子旅人気が高まっています。3位の愛媛県では、飛鳥時代の建築様式を取り入れ、同県の伝統工芸と現代アートで「太古の道後」をテーマにした空間を演出する新温浴施設「道後温泉別館 飛鳥乃湯泉」が、9月26日(火)にオープンしました。さらに、約20人のアーティストの作品が街頭などを飾るアートイベント「道後オンセナート2018」も9月2日(土)にプレオープンし、予約の伸びにつながっているとみられます。
4位の群馬県では、万座・嬬恋・北軽井沢エリアが前年同期比+38.8%(約1.4倍)、伊香保温泉・渋川エリアが+29.5%(約1.3倍)で、伊香保温泉や万座温泉など、この時期に紅葉が楽しめる温泉地の予約が好調です。5位の静岡県では、女性複数名による予約が+54.5%(約1.5倍)と最も大きく伸びています。
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2017年 秋の国内旅行 人気上昇都道府県ランキング 概要
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集計日: 2017年9月10日(日)
集計方法: 以下の「宿泊期間」における楽天トラベル登録宿泊施設の予約人泊数(=予約人数×泊数)を都道府県ごとに集計。
宿泊期間: 2017年10月1日(日)~11月30日(木)