楽天トラベルは4日、同社が運営する総合旅行サイト「楽天トラベル」の多言語サイトで、韓国語での宿泊プランの販売を始めた。外国語での宿泊プランの販売は英語、中国語(繁体字、簡体字)に続き4言語目。宿泊単体ではなく、特典などがついたプランを提供することで、訪日外国人のニーズの取り込みを狙う。
同社が開発した歓呼国語版自動翻訳システムの導入によるもの。プランを設定する宿泊施設が、シングル、ダブルの別や喫煙が可能かどうかだけでなく、温泉情報や食事内容、割引などの特典情報を盛り込んだ宿泊プランを簡単に設定できるようにした。
同社ではすでに、英語、中国語に対応した自動翻訳システムを導入しており、インバウンドの宿泊流通総額は今年7月で前年同月比50.0%増と好調。宿泊予約の半数以上は、宿泊単体ではない施設オリジナルの宿泊プランが選ばれているという。