東武トップツアーズ協定旅館ホテル連盟(1478会員)は3月19日、平成31年度通常総会を東京都墨田区の東武ホテルレバント東京で開いた。金谷譲児会長(鬼怒川温泉ホテル社長)は冒頭のあいさつで、東武トップツアーズと会員との情報共有の重要性をアピールした。役員改選も行われ、金谷会長を再選した。
金谷会長は「会長としての2期で私が事業を進める中で痛感したのは、一番重要なのは、東武トップツアーズ側と会員の皆さまが情報を共有すること。それによって何か新しい発想やヒント、そして、未来につながる次の一手をお互いに生み出す。そういう機会を作ることが旅館ホテル連盟にとって大切だ」と訴えた。
続いて登壇した東武トップツアーズの坂巻伸昭社長は「旅の中身を充実させ、価値観のある旅を作り上げることによって、お客さまから選ばれる、パートナーである皆さまから選ばれる旅行会社を目指す。そのために現場第一、人が財産という原点に戻って、人が人としてしっかりと人に対応できる会社をもう一度作っていきたい」と強調し、会員の協力を求めた。
新たな役員は、副会長が瓜生泰弘(熱塩温泉山形屋社長)、永山久徳(鷲羽山下電ホテル社長)の2氏、常務理事が梶原宏氏(富士屋ホテル常務取締役)、佐藤敏直(ユルイの宿恵山会長)、野村一雄(日昇館尚心亭社長)、小林秀顕(稲佐山観光ホテル社長)の4氏。
31年度事業では、引き続き東武トップツアーズと連携し、加盟施設が会員メリットを実感できる取り組みを推進。各国内旅行センターや仕入センターに会員施設への優先送客を働き掛けるとともに、各支部の誘客事業を支援し、会員宿泊施設の増売を図る。
連盟設立5年事業として、例年のメモリアル研修会とインバウンド商談会の合同企画、「メモリアル in HAWAII」研修を4月14~18日の5日間、実施する。
金谷会長
坂巻社長