「緑豊かな農山漁村地域において、その自然、文化、人々との交流を楽しむ滞在型の余暇活動」と定義されるグリーン・ツーリズム。単なる農産漁村観光にとどまらず、農産漁村地域の振興策としても注目されている。
日本のグリーン・ツーリズムは今、転換期にあるという。地域の実践者による主体的な活動が広まる今、持続的な展開に向け求められていることは何か。互いに心豊かになる都市と農産漁村との交流の実践手法や支援体制を探っている。
著者は東洋大学社会学部教授で日本グリーンツーリズム・ネットワークセンター代表理事。
発行=学芸出版社。四六版184ページ。定価は1785円。