インバウンド市場に対応する製品・サービスに特化した展示会「インバウンドマーケットEXPO2018」が来年2月21~23日の3日間、東京・有明の東京ビッグサイトで初めて開催される。主催の日本能率協会(JMA)はこのほど、その開催概要を発表した。
同展は、ホスピタリティとフードサービスの展示会「HCJ2018(国際ホテル・レストラン・ショーなど三展合同展示会)」と、国内最大のOEM受託・PB開発の展示会「第10回国際OEM・PB開発展」に併設する。
同展では、年々増え続ける訪日外国人の多様なニーズに対応するため、「観光商品企画」「地方創生」「多言語対応」「IT対応」をテーマとした製品・サービスが出展される。具体的には、多言語翻訳、サービスロボットなどの「IoT・ICT・AI」、免税販売システムや医療、ツアー、物流、富裕層向けサービスなどの「サービス関連」、ハラル食やコーシャ食などの「インバウンド対応食・おみやげ」、内装・外装デザインや多言語に対応した案内表示などの「インフラ」といった各種ゾーンを設置する。併せて、インバウンド市場のトレンドや地方創生の成功事例などの最新情報もセミナーやイベントで積極的に発信する。
出展者が予め公開されたバイヤーの求める製品、提案を見て応募を行い、バイヤーとマッチングをするサービスを展開するほか、団体来場事前登録システムを設定。団体来場の場合は、登録所で並ばず入場ができるなどの特典を用意する。
出展検討中、もしくは詳細を知りたいといった企業向けに開催概要相談会を行う。日程は7月24日、8月8日、8月22日の3日間。
詳しくはインバウンドマーケットEXPO事務局(JMA産業振興センター内)TEL03(3434)1377。