日本温泉協会(笹本森雄会長)は2日、東京・平河町の赤坂四川飯店で創立90周年の記念祝賀会を開いた。役員を中心に約50人が出席。100周年に向け、協会の役割を果たし、力強く活動していくことを誓った。
冒頭あいさつした笹本会長は、「先輩、先人の皆さんのおかげで今日を迎えられた」と感謝の意を示し、「次の100年に向け運営していく」と述べた。
来賓として、環境省自然環境整備課の山口富夫課長、資源エネルギー庁燃料政策企画室の斎藤賢介室長に加え、中国旅游協会温泉旅游分会の超永明副秘書長が出席、あいさつした。超氏は、温泉協会との交流を深め、「日本への送客に努力したい」と強調した。
日本温泉協会は1929年12月4日設立。温泉についての研究や温泉知識の普及、温泉資源の保護、温泉利用の適正化などを図り、国民保健の増進と観光資源の活用に寄与することを掲げている。現在の会員数は約1240。
90周年を祝って乾杯