日本旅館協会関西支部連合会が一般社団法人となり、1月29日にホテルグランヴィア大阪(大阪市北区)で第3回常任理事、理事会とともに、法人としての設立総会を開いた。定款、役員を承認し、役員は従来の組織の全員が引き継いだ。
片岡哲司連合会長があいさつに立ち、「オリンピックや万博など大きなイベントを控えている。宿泊産業は観光という枠の中で大きな力になってきた。確実に歩み続けるため、一般社団法人となった。取引先からも法人格を持っていないと難しいと言われることもあった。この団体が関西の観光の核となり、進んでいかなければならない」と述べた。
講演会と新年互例会も開催。大阪市立大学大学院都市経営研究科客員教授の桑田政美氏が「万博で観光がどう変わったか~日本で開催された博覧会と観光の変遷」、2025年日本国際博覧会協会上席審議役の小林宏行氏が「大阪・関西万博開催に向けて、観光関連産業は何をめざし準備すべきか」と題し、それぞれ講演した。
片岡連合会長