専門学校日本ホテルスクール(東京都中野区、石塚勉校長)は11日、第24回弁論大会を東京都内のホールで開いた。英語部門と日本語部門で構成。英語部門最優秀賞には昼間部英語専攻科2年の上野千鶴さん(埼玉県立浦和東高校出身)の「New Practical Guidance for Refugee(ホテル業界からの新たな難民支援)」が、日本語部門最優秀賞には夜間部ホテル科2年の渡邊千佳さん(神奈川県立弥栄高校出身)の「全ては『誰か』のために〜コーヒーという共通言語を使って〜」が選ばれた。
また、英語部門優秀賞には夜間部ホテル科2年の齋藤愛美さん(千葉県八千代高校出身)の「Beyond the Service(サービスを超えて)」が、日本語部門優秀賞には夜間部ブライダル科2年鈴木千佳さん(茨城県立鹿島高校出身)の「『思い』を『遣る』ことで生まれるもの」がそれぞれ選出された。
弁論大会は「表現力、語学力の向上」「同世代間の考え方・価値観の共有」などを目的として開始。今回の24回大会は、全校在学生約900人、ホテル総支配人などからなるゲスト審査員13人、内部審査員2人、教職員31人の合計約950人の聴衆を前に、予選を通過した英語部門5人、日本語部門5人の計10人の学生弁士が熱弁をふるった。
今回のゲスト審査員は次の13人(敬称略)。
ジェフリー・スワード(アマン東京総支配人)、アルノー・ド・サンテクジュペリ(アンダーズ東京総支配人)、ジェームズ・ミラー(ANAインターコンチネンタルホテル東京ホテルマネージャー)、田中勝(MTJ‐ホスピタリティ社長)、岩本大輝(週刊ホテルレストラン編集長)、スティーブ・ディワイヤ(グランドハイアット東京総支配人)、本間聡(ザ・ペニンシュラ東京人材開発部長)、ヴィクター大隅(西武ホールディングス総合企画本部ジェネラルマネージャー)、野田兼義(日本ブライダル文化振興協会専務理事)、マーク・デ・リューヴァ—ク(パークハイアット東京副総支配人)、小林信次(プリンスホテル元顧問)、マーク・ライオンズ(六本木ヒルズクラブ総支配人)、江口英一(観光経済新聞社企画推進部長)
右から、石塚校長、英語部門最優秀賞の上野さん、アマン東京のスワード総支配人