日本ホテルスクール・日本ホテル教育センターは11日、「専門学校日本ホテルスクール創立45周年・一般財団法人日本ホテル教育センター創立40周年 創立記念式典・創立記念パーティ」を東京・港区のグランドプリンス新高輪で開いた。来賓・招待客や卒業生、合わせて1500人以上が出席した。
同校校長・同財団理事長の石塚勉氏は、あいさつで「本校は欧米のホテル学校を範に、国内事情を加味して学生160人でスタート。その後、幾多の紆余曲折を経て、業界の大きな成長を背景に、1993年に千人規模となり、それ以降も同規模で推移、ホテル学校単体では、日本一、世界一の規模に成長してきた」と述べ、自身が設立準備段階から携わってきた同校の歴史を振り返った。その上で「これから、観光産業は日本の基幹産業として成長していく。一方で少子高齢化という厳しい時代を迎えるが、これまでの経験を基に、さらに業界発展に貢献できるよう、不易流行の精神で新しい時代に向かっていく」と宣言した。
来賓祝辞では、横浜グランドインターコンチネンタルホテルの堤猶二会長、日本ホテルスクールの提携校である米ニューヨーク州ポールスミスカレッジのキャシー・ドーヴ学長、日本政府観光局の松山良一理事長が登壇した。
同校はプリンスホテルスクールとして71年に発足。87年、東京都知事認可の専修学校、日本ホテルスクールに改名した。95年には、日本旅館国際女将会、ホテルビジネス実務検定試験、ホテル産業経営塾をそれぞれ開始。2011年には和食検定、MICE塾も始めている。