日本の宿を守る会は25日、ホテルニューさがみやで07年度の通常総会を開いた。33会員が出席。8年間会長を務めた久保富雄氏に代わり、新会長には長野県山田温泉・藤井荘の藤沢秀悟氏が選出された。また副会長は従来の2人を3人に増やすこととなった。
冒頭あいさつした久保会長は「25周年に盛大な式典の開催という1つの結果を出せたことは会員それぞれの力によるもの。しかし各事業には課題もたくさんある。さらなる発展に向け、新たな仕組みづくりを進めなければならない」と会員に奮起を求めた。新会長に決まった藤沢氏は「新たな気持ちで、会の発展に尽力したい」と抱負を述べた。
副会長は次の通り(順不同・敬称略)
小口憲太朗(福島県磐梯熱海温泉・四季彩一力)▽星野寛治(静岡県熱海温泉・ホテルニューさがみや)▽永井隆幸(石川県山代温泉・あらや滔々庵)
久保富雄会長(左)と藤沢秀悟新会長