日光千姫物語(栃木県日光市、根本芳彦社長)は6月から、外国人観光客向けに一眼レフデジタルカメラのレンタルサービスを始めた。重いカメラを持参することなく日本での旅行を楽しんでもらいたいと企画。撮影した写真データ入りのSDカードは日光東照宮特製の印籠型ケースに入れて持ち帰ってもらう。
レンタルするのはニコン製の最新型カメラ「D750」「D5500」の2機種。充電済みバッテリーと8ギガのSDカード、多言語のマニュアル、撮影スポットのパンフレットを付けて1泊2日で税込み9千円〜1万3千円で貸し出す。
旅行者は同館のコンシェルジュデスクで申し込むほか、ウェブサイト、旅行会社での事前予約が可能。
「サービスの情報がSNSなどを通して拡散されることを期待する」と同館。
同館では同様のサービスを日光の他の旅館・ホテルにも拡大したいとしている。