帝国データバンクによると、今年度上半期(4~9月)のホテル・旅館経営業者の倒産(負債1千万円以上の法的整理)は29件、負債総額は110億円だった。件数は前年同期比34.1%減(15件減)、負債総額は同35.5%減(60億5200万円減)と大きく減少した。
前期(昨年10月~今年3月)比でも件数が39.6%減少(19件減)、負債総額が68.4%減少(238億600万円減)した。
件数は昨年12月から10カ月連続の1ケタ台。今年度上半期は9月の7件が最高で、依然低水準が続いている。
負債総額は6カ月連続で100億円の大台を下回った。同期の最高は8月の49億5千万円。
今年1~9月の累計は、件数が前年同期比14.1%減(9件減)の55件。負債総額が同10.9%減(41億8200万円減)の341億6300万円。
9月単月の倒産は、件数が前年同月比12.5%減(1件減)の7件。負債総額が同1.0%減(2300万円減)の22億3400万円。
前月比では件数が75.0%増(3件増)。負債総額が54.9%減(27億1600万円減)。