旅行業公正取引協議会(古木康太郎会長、338社)は6月25日、通常総会を東京都内で開き、新会長に菊間潤吾・ワールド航空サービス会長を選任した。
就任のあいさつで菊間新会長は「古木さんという十年間、当協議会を率いてきた名会長の後を継ぐのは大変なプレッシャーを感じている。会員の皆さまと一体になって旅行業界の信頼を向上させるために頑張っていきたい」と抱負を述べた。
このほか役員改選により新役員として、副会長に丸尾和明・日本旅行社長、近藤幸二・全国旅行業協会副会長、理事に景山克明・エヌオーイー社長、戸川和良・KNT—CTホールディングス社長、藤田克己・ジャルパック社長が選ばれた。
2015年度の事業では「旅行広告の適正化推進および関係法令の普及」や「協議会組織のおよび運営基盤の強化」「広報活動の強化」に取り組むことを決めた。具体的には、昨年改正された景品表示法をテーマとするコンプライアンス・セミナーの実施や協議会マーク・ロゴマークのPRなどを行う。
菊間新会長