近鉄グループホールディングスの旅の文化研究所(神崎宣武所長)は31日、一般公開フォーラム「人はなぜ旅に出るのか―旅の歴史と民俗」を東京都内で開催する。定員は600人。参加費は、1人千円。
フォーラムは、神崎所長が「宮本常一の旅学から」について基調講演をするほか、高橋竹山氏による津軽三味線ひきがたり、「旅の民俗―行商・芸能・観光」をテーマにしたパネルディスカッションを実施する。
会場は東京都中央区の銀座ブロッサム中央会館。参加の方法は同研究所ホームページで。定員になり次第申し込みを締め切る。
同研究所は「旅の文化」の質的な向上に寄与することを目指して1993年に開設。「移動・旅・観光に関する諸問題」をテーマとした調査、研究などを行う。
2017年10月には、これまでの研究成果をまとめた「旅の民俗」シリーズ(全3巻)を刊行する。