東京・銀座の広島ブランドショップ「TAU」で11月23~25日、「『ザ・広島ブランド』フェア&広島・宮島・岩国の観光展」が開かれたが、これに先立つ22日、広島市と宮島(廿日市市)、山口県岩国市の観光親善大使らが台東区の観光経済新聞社を訪れ、冬、春のイベントなどをPRした。
広島市と宮島、岩国市はほど近く、「広島・宮島・岩国地方観光連絡協議会」を結成し、県境を越えた観光客誘致に取り組んでいる。
この日訪れたのはミス岩国の水間美香さん(22)、宮島観光親善大使の山本香菜子さん(26)、広島観光親善大使の福島由季さん(20)、宮島おもてなし隊の小田菜穂美さん(28)と清信舞さん(21)ら=写真。
水間さんは日本三名橋の1つ、錦帯橋の美しさと12月13日に開港する岩国錦帯橋空港を紹介。空港開港により「首都圏からのアクセスが良くなり、周遊しやすくなる」と強調した。
山本さんはNHK大河ドラマ「平清盛」の効果を指摘。「視聴率はともかく、外国人も含めて、観光客は確実に増えている。来年2月には『宮島かき祭り』もあり、ぜひ足を運んで」と呼びかけた。
来年1月3日まで実施される「ひろしまドリミネーション」の美しさをアピールするのは福島さん。「『おとぎの国』をテーマに、約140万球の色とりどりの光が幻想的な雰囲気を演出する」と述べるとともに、来年4月に開幕する「ひろしま菓子博」をPRした。
平安時代の壷装束を身にまとった小田さんと清信さんは、「島内にある平清盛館では大河ドラマで使われた衣装も展示されており、ぜひ足を運んでほしい」とアピールした。