小野川温泉「鈴の宿 登府屋旅館」は27日、貸切サウナ事業を始める。
- 山形県米沢市・初の本格貸切サウナ、4月27日(水)オープン!
- 水曜日の小野川温泉 立ち上げの背景
コロナ禍で観光業界は、かつてない落ち込みと先の見えない中での経営を余儀なくされました。「第7波」と聞こえはじめた今、再び先が見えない状況にあります。
小野川温泉「鈴の宿 登府屋旅館」では、2014年から「バリアフリーで車椅子でもラクラクの宿」として業態転換し、車椅子のお客様とご家族が順調に増えてまいりました。
東京オリンピックに向け、日本全体のバリアフリー化が進み、バリアフリー旅行が定着した矢先、新型コロナウィルスの蔓延が起こりました。車椅子旅行者は、一般の旅行者よりもコロナウィルスの脅威に敏感で、瞬時にゼロになりました。さらに移動制限など、遠方からの旅行が難しくなるなか、新たな営業形態を生み出すべく発案したのが「水曜日の小野川温泉」です。
宿泊ではなく、近隣住民の日中利用に焦点を当て、コロナ禍に対応し、「貸切」で安全に楽しめます。これまで米沢市周辺の旅館にはサウナがありませんでした。近隣のサウナはスーパー銭湯が数件あるのみ。それらもドライサウナやミストサウナで、ロウリュできるフィンランド式のサウナはありませんでした。
今回、「水曜日の小野川温泉」では、カップルやご夫婦でも安心して利用できるよう貸切で楽しめるサービスを取り入れました。サウナ好きの代表が全国のサウナを見て学んだ経験を活かし、湿度や水風呂の温度など「自由を楽しむ」をコンセプトに初心者にも優しいつくりになっています。
- 水曜日の小野川温泉 代表 からのメッセージ
温泉旅館がサウナを手掛けるのには、温泉への強い想いがあります。
私自身、サウナが好きでわざわざ遠方のサウナを訪れるなか、小野川温泉とサウナの相性の良さに気づきました。小野川温泉の泉質は、硫黄・ナトリウムカルシウム・塩化物泉。塩分を豊富に含む「温まりの湯」です。小野川温泉に入ってからのサウナは、従来のお風呂をは全く異なる体験ができます。全国にさまざまなサウナがありますが、これだけ泉質の優れた温泉と組み合わせられるのは、小野川温泉ならでは。
新たな価値として、皆さんにも体験していただきたいと思いました。そこで、小野川温泉が一番閑散としている水曜日を盛り上げるべく、あえて「水曜日の小野川温泉」と名づけ、新ブランドの屋号といたしました。
鈴の宿 登府屋旅館 代表取締役 遠藤直人
- 本格貸切サウナ「鶴亀」の特徴
鈴の宿 登府屋旅館では、古典落語の演目を客室名にしています。
サウナ内のスペースには、落語にちなんだ名前を付けました。
■貸切サウナ 「鶴亀」
まず、貸切サウナ全体は「鶴亀」。動かざること亀の如く、ととのうこと鶴の如し。そんな願いを込めて。
■禊ぎ処「道灌」
「鶴亀」内のシャワーブース。頭上には真っ黒の雨雲のようなシャワーヘッド。滝のようなレインシャワーで身を清められます。オプションの歯ブラシで歯を磨けば、さらに清められます。大雨が降る落語「道灌」にちなんで。
■蒸し風呂「峯」
メインのサウナ室には、スウェーデンのNo1メーカー・ティーロ社のストーブ。ひしゃくでロウリュすれば、噴水が飛びだし、お好みの湿度へ。アロマもかけられます。 2段のうち上段が幅広くなっており、座るもよし、寝るもよし。落語「強情灸」にちなみ「峯」と名づけました。
■流氷処「水屋の富」
その都度、水をはれる清潔な水風呂。冷たくも、ぬるくも、お好きな温度で楽しめます。もっと冷たくしたいなら冷凍庫に入っている氷を浮かべ、流氷風呂としてさらに冷んやり。一人用でのんびり入れます。
■休憩処「浮世床」
休憩は、コールマンのインフィニティチェア。角度を変えられるので、一番リラックスできる姿勢でととのいの世界へ。そよ風の扇風機で風を浴びるもよし。冷凍庫のアイスや自分で作るセルフオロポで一息もよし。この場でお召しあがりいただけます。
- 公式サイト・公式SNS
■公式サイト https://onogawa-sauna.jp/
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- 「水曜日の小野川温泉」 その他のサービス
■日帰り入浴
■バリアフリー貸切風呂「二十四孝」
- 詳しくは… 公式サイトへ
■公式サイト https://onogawa-sauna.jp/
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