小田急グループのUDSは、中国・北京にMUJI HOTEL BEIJINGを開業した。
MUJI HOTEL BEIJINGは、天安門広場を目の前に臨む北京市の新たな文化発信シンボル「北京坊」の一角にオープンします。同地区は「胡同」と呼ばれる歴史ある路地が残る北京らしい風情を感じられるエリアであると同時に国際デザインウィークの主催地でもあり、今後、北京の商業・文化・アートの発信地となるべく再開発が進んでいる地区です。
UDS及び誉都思は、株式会社良品計画(所在地:東京都豊島区、代表取締役社長:松﨑曉、以下 良品計画)とライセンス契約を結び、良品計画提供の無印良品のコンセプトの下、MUJI HOTEL BEIJINGの企画、内装設計、運営及び経営を手がけます。
■MUJI HOTEL BEIJINGについて
MUJI HOTELは「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、ちょうどよい価格でよく眠れ、旅先の体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービスを提供します。このコンセプトのもと、MUJI HOTEL BEIJINGは旅先であってもいつもの生活の延長の感覚で心地よく過ごせ、北京というまちの魅力を十分味わっていただける旅の拠点を目指して開業します。
■特徴
1.客室
客室は珪藻土や麻、綿、石といった、ひとが古くから付き合ってきた自然素材を使用しながら、天然の機能と風合いを活かした空間に仕上げました。仕切りを最小限にし、ひとつながりの伸びやかな空間にすることで心地よさを追求しています。18㎡のスタンダードルームから、75㎡のスイートまで6タイプ42室を用意。眠りのことをよく考えて選び抜いた素材や照明を使用しています。客室の備品の一部は地下一階の無印良品店舗でお買い求めいただけます。
(無印良品 北京坊 営業時間 10:00-22:00)
2. 共用部
フロントや共用部には中国で古くから馴染みのある竹や、周辺の再開発地域のレンガを取り入れ、「老北京」と呼ばれる北京の歴史ある周辺エリアの空気を受け継いだ空間に仕上げました。
1階レセプション脇には世界中から厳選した旅やくらしに関する約8000冊の本を集めたBOOK LOUNGEを設けました。人と人がつながるコミュニケーションの中心となるように、と中心に配した12mのビッグテーブルでは季節ごとにイベントや展示も行い、北京の旅やくらしの情報を提供します。本はビッグテーブルなどで自由に読め、もちろん購入いただくこともできます。
3. サービス
MUJI HOTEL BEIJINGの滞在を便利に心地よくお楽しみいただけるさまざまなサービスを提供します。
・自転車貸し出しサービス(1階)
より多くの北京の魅力に出会っていただくため、無料の自転車貸し出しサービスを提供します。(宿泊者限 9:00-18:00最終返却22:00)
・ビジネスセンター(1階)
仕事や旅先の情報収集などご利用いただけるビジネスセンターを設け、ワークスペースや印刷サービス、会議室をご用意します。(利用時間 8:00-23:00 ※会議室1室 最大6名 要予約)
・ユーティリティルーム(2階)
長期滞在の方にも気持ち良くお過ごしいただけるよう、洗濯・乾燥・アイロンがけができるスペースを設けました。(利用時間 24時間)
・MUJI Pocket (1階・2階)
お菓子やトラベル用品など、旅先で役に立つ無印良品の商品を24時間購入できる自動販売機MUJI Pocketが世界で初めて設置されています。
4. 食
・「Café&Meal MUJI」(1階・70席)
「“素の食”はおいしい」をコンセプトにシンプルな調理で素材の味を生かし、自然のおいしさを引き出した料理を、朝食から夕食まで終日提供します。(テイクアウト可)
<営業時間>
朝食 7:30~10:00
ランチタイム 11:00~14:00
カフェタイム 14:00~18:00
夕食 18:00~22:00(L.O21:30)
<メニュー例>
朝食セット 58元、選べるデリセット 58元、バターチキンカレー 68元、ふっくらパンケーキ 48元など
・「MUJI Diner」(4階・82席 テラス100席、個室3室)
天安門広場を望むルーフトップテラスを備えたレストラン。東アジアの家庭料理をヒントにした栄養豊富なおいしさをできたての状態で提供します。朝食、昼食、夕食をフルサービスで提供。バータイムには天安門の夜景を眺めながら、ホテル空間ならではの落ち着いた空間でゆっくりとおくつろぎいただけます。
<メニュー例>
朝食ブッフェ128元(宿泊者60元)、手作り豆腐メニュー 38元、羊のカワープ 128元、京Aビール 38元など
MUJI HOTELは東京・銀座においても計画が進んでおり、UDSでは北京に続いて、日本初となる同ホテルも開業準備を行っています。銀座のMUJI HOTELにおいても良品計画提供のコンセプトと内装デザイン監修の下、UDSが企画、内装設計、運営及び経営を行います。開業は2019年春を予定しています。
【MUJI HOTEL北京 概要】
名称:
MUJI HOTEL BEIJING
URL:
https://hotel.muji.com/beijing/
所在地:
北京市西城区煤市街廊房头条21号院W2号楼
アクセス:
地下鉄2号線 前門駅徒歩5分
開業日:
2018年6月30日
規模:
地上1-4階
延床面積:
4,083㎡
建築面積:
1,367.8㎡
客室数:
42室
チェックイン/アウト
チェックイン 14:00
チェックアウト 12:00
標準客室内設備:
歯ブラシ、歯磨き粉、髭剃り、シャワーキャップ、コットン、綿棒、シャンプー、コンディショナー、ボディソープ、ハンドソープ、冷蔵庫、金庫、電気ケトル、ドライヤー、壁掛けCDプレーヤー、Wi-Fi
フロア構成:
1階・・・ホテルラウンジ、ブックラウンジ、ビジネスセンター 、MUJI Pocket、カフェ「Café & Meal MUJI」
2階・・・客室、MUJI Pocket
3階・・・客室
4階・・・レストラン「MUJI Diner」
企画・内装設計:
UDS株式会社、誉都思建筑咨询(北京)有限公司
経営・運営:
誉都思建筑咨询(北京)有限公司 前門酒店分公司
■MUJI HOTELについて
「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、ちょうど良い価格で良く眠れ、旅先において体と心を整える空間と、宿泊客と土地をつなげるサービスを用意します。旅や移動は、いまやくらしの一部となり、非日常から日常の延長へ、用意されたことを消費するだけの旅行から、自ら作り出す自分だけの体験へと、その需要は変化しています。MUJI HOTELはそういった需要に対応し、無印良品の店舗と連携することで、タオルの手触り、コンセントやスイッチの配置、レストランのメニューや空間などを通して、無印良品の思想を体感いただけるホテルを目指しています。
MUJI HOTEL BEIJING は2018年1月18日開業の中国・深セン市 MUJI HOTEL SHENXHENに続く2軒目のMUJI HOTELとなります。2019年春に東京・銀座でもオープンを予定しています。