とやま観光推進機構と富山県内14市町は8月29日、体験型プログラム「『大人の遊び、33の富山旅。』ハンドブックと巡る2016秋特別プログラム」の発表会を東京・日本橋のアンテナショップ「日本橋とやま館」で開催した。「大人の好奇心を満たす」をコンセプトに、その土地のストーリーを体験できる33種のプログラムを発表した。
同企画は13年から春と秋の年2回、毎回内容を一新し、期間限定で実施してきた。7回目となる今回は、何度でも楽しんでもらえるよう期間を限定しないプログラムを多く発表した。
発表会では企画を開発した木股浩氏が、特徴的なプログラムについて説明した。
「8つの美術館×『大人の塗り絵』」では、近年人気の大人の塗り絵を富山市内の八つの美術館で配布。美術館を鑑賞した後、その場で塗り絵をしたり、塗り絵を集めたりできる。
「瞑想の郷ヒーリングカフェ」は、南砺市利賀村にある瞑想の郷でネパールの画僧が手がけた巨大曼荼羅が展示されている部屋で、香を焚きながら瞑想した後、石臼でひいたコーヒーを味わうことができる。
他の企画も富山ならでは文化が楽しめる内容となっている。
また、今年6月にオープンした日本橋とやま館では同プログラムと連動したイベントを25日まで開催する。プログラムにちなんだ商品の販売やイベント、併設のレストランでは特製ランチの提供を行う。