富山県は16日、東京都千代田区のザ・キャピトルホテル東急で、旅行業者やマスコミ関係者らを招き、「富山のさかなキトキトフェア」を開いた。石井隆一知事、富山市出身でタレントの高原兄さんも出席し、食を含めた県の魅力をアピールした。
同フェアは富山湾で獲れる海の幸を首都圏でPR、足を運んでもらうのが狙いで、今回で4回目となる。会場では寒ブリやシロエビ、ホタルイカなど自慢の食材を使った料理を振る舞った。
あいさつした石井知事は「富山の魚がおいしい理由は、(1)おいしい水と食事(プランクトン)がいい(2)住む環境がいい(3)しつけがいい—こと」と述べるとともに、約15キロの寒ブリを披露し「堪能して、このおいしさを広くPRしてほしい」と強調した。
高原さんはロックバンド、アラジンのリーダー兼ボーカルとして「完全無欠のロックンローラー」をヒットさせた。現在はタレントとして県内のテレビやラジオなどで活躍している。スライドを使って富山の魚介類を紹介し、「キトキト(新鮮)な海の幸を味わって」と呼びかけていた。
寒ブリを抱える石井知事(右から2人目)と高原さん(同3人目)