金太郎温泉(富山県魚津市、木下荘司社長)は、客室棟「光風閣」をリニューアルし、最上階4階を「プライベートラグジュアリーフロアー『峰の界』」として4月28日オープンした。顧客の個人・グループ化に対応した同社の業務改革の一環。「アクティブな30代〜60代の女性客」を核とした少人数グループを主要ターゲットにした意匠とサービスを採用した。
1フロアを14室から13室に変更。客室タイプは4タイプで、露天風呂が付いたA、B、Cタイプや、小グループの会食会場にも使える16畳の和室を備えたDタイプなどがある。
近年ニーズが高い「必要な時に適切なサービス」を実現するため、客室をプライベート空間として尊重。食事の提供は新たに開設した和風ダイニングで提供するシステムを採用した。
このほかロビーラウンジの模様替えや大浴場までのメーン動線の改修、装飾品など小物の見直しも行った。
新名称の「峰の界」は、北アルプスの霊峰を遠くに望む客室から名付けた。
事業は中小企業事業活動促進法に基づく経営革新事業として、富山県知事の認定を受けた。計画事業費2億5500万円。
完成した客室