安倍晋三首相は、10月25~27日に中国を訪問した。習近平国家主席との会談では、近年の訪日観光客の増加が「中国国民の対日観の多様化に役立っている」として、若い世代を中心に両国民の交流を促進していくことで一致した。
習国家主席との会談では、2020年に東京で、22年に北京でそれぞれオリンピック・パラリンピックが開催される機会も生かし、若い世代を中心とする国民交流を後押しすることで一致した。
李克強首相との会談では、双方向の交流、特に若い世代や地方間の交流を拡大すべきとの認識で一致。来年を「日中青少年交流推進年」として、今後5年間で3万人規模の青少年交流を進める覚書に署名した。