学生ベンチャー企業のFamilyinn、「1ヵ月から始められる田舎ホームステイサービス」開始

■新しいライフスタイル
新型コロナウイルスの影響で、 場所と時間に縛られないリモートワークの普及により、 一人ひとりが理想の暮らしを選択することが可能になってきました。 また、 リゾート地・温泉地などで余暇を楽しみつつ仕事をするワーケーション、 サテライトオフィスなど新しい働き方として日本政府もWi-Fi整備の普及などに取り組むことを発表しています。

弊社は、 余暇を楽しむワーケーションの普及にとどまらず、 都心の消費した暮らしではなく、 地方の地域のコミュニティに参加することも可能にしていきます。 ストレスや疲れが溜まる度に、 食事や遊び、 イベントで解消する一時的に取り組みではなく、 継続的な取り組みに参加する地域のコミュニティに入り、 暮らしを体験できるサービスを提供します。 全国の地方自治体様・移住コンシェルジュ様などの方々と連携を行い、 地方創生・関係人口に直結した取り組みも行っていきます。

■新しいかぞくのかたち
田舎ホームステイという切り口で、 世代や血縁を超えてそれぞれが出来ることをシェアした暮らしも目指しています。 現代における孤独問題は深刻で、 1時間に3人以上の方が孤独死で亡くなる事実があり、 増加傾向となっています。 地域の中で人に頼ることができなければ、 より小さい単位である同じ屋根の下でコミュニティを形成することを可能にします。 子連れのシングルの方と暮らす共同保育や、 お世話好きの年配の方と若者が昔ながらの下宿スタイルで暮らしなど、 お互いにとってよりよい暮らしを実現できるようサポートしていきます。

■設立背景
1.代表の私杉本は、 東京都で家族と暮らしていたが孤独を感じ、 同時に社会はとてもつまらないなと感じていました。
2. そこで、 知らないお家で暮らすワクワクという好奇心から他の家族のお家で暮らす、 ホームシェアリングサービスを着想しました。
3. 好奇心から始まった事業ですが、 自分の目指しているコミュニティによる暮らしが、 現代における最も大きな課題である「子育て難」「孤独死」などの社会問題の解決に繋がると確信して「新しいかぞくのかたち」のタイトルで事業を起こしました。
4. 人のためにと思っていた事業でしたが、 自分自身が家を出る必要があり、 知らない60代のおばさんに事情を話し、 滞在することを許可していただき、 空き部屋で半年間暮らすことを経験しました。 新しいお家で暮らすことで拠り所や孤独感が解消され、 今までにはない特別な感情を抱き、 特別な時間を過ごしました。 精神的に救われた思いもありましたが、 なにより楽しいという感情でたくさんでした。 しかし、 家の外に出ると繋がりが全く作れないことを感じました。
5. 東京では「暮らしの中の繋がり」は実現できるが、 「地域の中での繋がり」を築くのは困難だと感じました。
6. 地方で活動中に、 都心ではなく「地方」には、 大型スーパーやコンビニなどのシステムに依存するのではなく、 人と人が手を取り合える相互扶助のコミュニティがありました。 田舎・地方の暮らしは人間性を豊かにするポテンシャルを感じ「田舎ホームステイサービス」にタイトルを変更しました。

■代表プロフィール
東京都出身
東京都立大学3年　休学中 (22歳)
杉並区新成人代表
過去に2つの学生団体・1社立ち上げてサービスをリリース
＊2017年4月 「学生が情報交換を行えるリアルな場作り」として150人規模の学生団体を立ち上げ運営。 毎月50人以上のイベントを開催。
＊2017年10月 代理店として少数精鋭の訪問販売組織を立ち上げ。
＊2018年9月 株式会社NaToRを創業。 「大学選択の際に、 質の高い意思決定を行うためのキャリア教育事業」をリリース。
創業メンバーとの方向性の不一致が生じた時に、
「人と人との繋がり」「人類の存続にとって必要不可欠」なサービスでないと人生を賭けて取り組めないと感じ、 「孤独問題」に辿り着き、 多様化する家族事業に着目。
2019年1月 株式会社Familyinnを創業。
2019年4月 社会学者宮台ゼミに所属 繋がりの希薄化をアカデミックの観点から考察。
起業家育成プログラムMakers university第5期生
2020年5月 群馬県前橋市で3ヶ月間ホームステイを行う。