石川県の和倉温泉や山中温泉の旅館女将ら一行が11日、観光経済新聞社を訪れ、「加賀四湯博」「能登ふるさと博」をPRした=写真。能登半島地震から1年以上が経過、「元気になった能登を見てほしい」とそれぞれの見所を熱く語った。
訪れたのは湯けむりの宿美湾荘(和倉温泉)の多田直末さん、すゞや今日楼(山中温泉)の須谷正代さん、山口裕啓・県観光連盟理事長ら6人。
加賀四湯博は粟津、片山津、山代、山中の4温泉が足並みをそろえて、今年初めて開催。1日から始まり、10月5日まで開かれる。山代大田楽や山中こいこい祭など4湯の4大祭りが楽しめるバスツアーのほか、各温泉でイベントを展開。
能登ふるさと博は19日から10月26日まで開かれる。能登半島全体をパビリオンに見立て、キリコ祭りや地域ごとの「能登元気市」など切れ目ないイベントを計画。
四湯博では4温泉宿泊者に限り白山スーパー林道の通行料金を割り引いたり、ふるさと博でも能登有料道路の片道分をプレゼントするなど、マイカー利用者に配慮したサービスを実施する。