奈良県旅館・ホテル生活衛生同業組合(箸尾享嗣理事長、196会員)は6日、奈良市のホテル日航奈良で創立50周年大会を開催した。奈良県の荒井正吾知事や奈良市の仲川げん市長、地元選出の国会議員、全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)の佐藤信幸会長、近畿の各旅館組合の理事長、観光関連団体の代表者が多数出席した。
式典で箸尾理事長は「昭和35年12月に組合が設立され、504会員でスタートし、今年半世紀、50年という大きな節目を迎えられた。本日出席の皆さまに深く感謝したい。奈良県は日本の歴史、文化の発祥地として、特に今年は平城1300年祭でたくさんの観光客でにぎわっている。今後もパワースポットを求めて訪れる内外の観光客に組合員は癒しと感動を提供する『もてなしのこころ奈良』を推進し、次への新たな歩みとしたい」とあいさつした。
来賓からは、全旅連の佐藤会長、奈良県の荒井知事、奈良市の仲川市長が祝辞を述べた。佐藤会長は「式典と祝賀会が盛大に開かれたことをお喜び申し上げたい。全旅連としても、国の成長戦略である観光はもちろん、環境や健康の分野にも取り組み、50年、100年に向かって進んでいきたい」とあいさつした。
このほか山田法胤・薬師寺管主による記念講演「平城遷都1300年祭によせて奈良を学ぶ」が催された。
箸尾理事長(檀上)