鹿児島県指宿市のホテル「天珠の館」が1日、「指宿ベイテラスHOTEL&SPA」と名称を変更して、本格的な営業を始めた。ホテルは新日本科学(東京都中央区)から指宿白水館(鹿児島県指宿市、下竹原啓高社長)が宿泊施設運営を受託したもの。総支配人には長く指宿白水館で総支配人を務めた永田裕雄氏が就任した。
錦江湾と指宿温泉の市街地を見下ろす高台にたつ大型の温泉リゾートホテル。展望温泉、自然に囲まれた5棟の貸し切り露天風呂、セラミックパウダーを使った砂むし風呂のセラミックスパのほか岩盤浴、ハイテクリラクゼーションマシン「アルファ21」などさまざまな施設を装備している。
会議室、体育館、プール(夏季)、ジム、テニスコートを備え、各種コンベンションやウエディングにも対応する。JR指宿駅や指宿白水館などとホテルを結ぶシャトルバスも運行している。
ホテルは新日本科学と鹿児島県、同県医師会、指宿市、鹿児島大学などが進める医療都市構想のもと開発した「メディポリス指宿」内にある。2002年に閉鎖されたグリーンピア指宿の跡地に開発。旧「天珠の館」は長期滞在型リゾートホテルとして運営されていた。
ホテル外観