大韓航空は7日、カーボンニュートラルに向けた取り組みとして、SKエネルギー(韓国)と協力することを発表した。ESG(環境、社会、ガバナンス)経営を進めることで持続可能な社会を形成する。
新たな取り組みでは、韓国・済州、清州から出発する国内線の1カ月分の航空燃料をSKエネルギーから購入。SKエネルギーのカーボンニュートラル製品の製造を支援する形でCO2排出量の削減を推進する。
同社は、17年には韓国初のトウモロコシなどの植物から抽出したバイオ燃料を使用して運航を行うほか、今年6月にはバイオジェット燃料の製造と需要創出などを目的として、現代オイルバンク(韓国)と協約を締結するなど、これまでもカーボンニュートラルに向けた取り組みを行っている。昨年には、理事会にESG委員会を新設した。