青森県八戸市の長根公園に今秋、屋内スケート場「YSアリーナ八戸」がオープンする。国際規格のスケートリンク(400メートルダブルトラック、16メートル幅)を装備するほか、リンクの中地ではフットサルやバレーボールなどの各種スポーツ、展示会やコンサートなどの各種イベントも行える。
同市、一般財団法人VISITはちのへは国際級のスケート大会や各種イベントの誘致を目指す。
八戸市をはじめとする青森県南地域は古くからスケートが盛んで、地域文化の一つとなっている。今回、八戸のシンボルと親しまれてきた長根公園内のパイピングリンク(長根リンク)の老朽化が著しいことから、新しい屋内リンクの整備に取り組んだ。
リンクは7月中旬から3月中旬まで開設。4~6月は展示会やコンベンション、7~9月は学生や実業団のスポーツ合宿の利用を見込む。災害時は避難者数千人の一時滞在場所や支援物資の集積所とするなど、多目的に利用する。