国土交通省観光立国推進本部(本部長・冬柴鐵三大臣)の第2回会合が9日に開催された。観光立国推進基本法が1月1日に施行されたことを受け、同法が定めている基本計画の策定について作業着手を確認した。
同推進本部は、大臣を本部長に、副大臣や大臣政務官、事務次官から局長級まで省内各部局で構成する。05年1月に第1回会合。以降は事務連絡会合として開催してきた。今回は、柴田耕介総合観光政策審議官が、観光立国推進基本法の施行、基本計画の策定作業の開始について説明した。
本部長の冬柴大臣は、観光立国の推進、基本計画の策定について、「国交省の持てる力すべてを結集し、十分に期待にこたえなければならない」と訴えた。