石川県加賀市はこのほど、19~22歳の若年層をターゲットに、加賀の魅力発見やファン作りを目的にした「加賀アオハルキャンペーン」を開始した。さまざまな新メニューを造成し、市の新たな魅力を発信する。
市によると、市を訪れる宿泊観光客は40代以上の世代が7割以上を占めている。市の活性化を進めるにはもっと若年層に足を運んでもらう必要があると判断、キャンペーンを企画した。
グルメ、観光、体験、宿泊の四つをテーマに、市内にある飲食店や体験スポット、宿泊施設と協働し、SNS映えやプレミアム感、ユニークさなどにこだわった新メニューを打ち出す。
キャンペーンは来年3月末まで実施。7月26日には各コンテンツのメニューやプラン内容を紹介した「加賀アオハル」パンフレットを観光施設や宿泊施設などで無料配布を始めた。また、旅行サイト、じゃらんnet内にキャンペーンの特設ページを設置、宿泊プランや体験メニューの予約ができるようにした。
共同浴場「総湯」と明治時代の総湯を忠実に復元した「古総湯」の入浴料半額や、飲食店16店舗ではカラフル海鮮寿司(ずし)や加賀棒茶づくしの自家製パフェなどを提供。体験型観光ではオリジナル最中作りなどもできる。