全旅連女性経営者の会(JKK)は4月18日、大阪府池田市の不死王閣で通常総会を開いた。2016年度事業計画では、「ネクストステージの幕開け 輝く女性経営者になろう!」をスローガンに、会員増強やインバウンドについての勉強会などを進める。
岡本尚子会長(不死王閣)は「熊本地震で被災した会員の皆さまにお見舞いを申し上げたい。今回の地震の影響で耐震の問題もさらに注目を集めることになると思う。われわれ女性だからできることを行いたい」とあいさつ。
来賓として全旅連の北原茂樹会長が出席。「JKKの活動には感謝しており、特にインバウンドの取り組みには期待をしている」と述べた。
2016年度の活動方針は、(1)次の10年を見据えJKKがさらに発展する土台づくり(2)組織の強度を高める努力(3)会員不在県を解消し会員増強(4)勉強会やMLによる会員の資質向上に努め輝く女性経営者育成(5)インバウンドなしに日本の観光産業の発展はないと考え、とくにインバウンドについて勉強する(6)ピンクリボン運動を継続(7)JKK活動を内外に発信しJKKの存在位置を高める(8)会員同士の絆を深め、親会や青年部、地域の組合、お客様や外部との絆づくり—。
当日はJKK会員による勉強会を実施。旅館ホテルコンサルタントの住百合子AOSTYLE代表が不死王閣のリニューアル事例をもとに“オシャレな宿”にする方法を講演した。
総会出席者での集合写真(前列中央が岡本会長と全旅連の北原会長)