全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)の女性経営者の会(JKK、清水美枝会長=埼玉県・小さなホテルセラヴィ)はこのほど、富山県南砺市の旅館「ふくみつ華山温泉」で定例会を開き、「何度も泊まりたい宿づくり」をテーマに講演とパネルディスカッションを行った。
全旅連第16代青年部長の松田賢明氏(秋田県・秋田温泉プラザ)を講師に、「リピーター率の高い宿づくり」をテーマに講演。パネルディスカッションでは、稲熊真佐子前会長をコーディネーター、JKKメンバー3人をパネリスト、松田氏をアドバイザーに、「何度も泊まりたい宿づくりのために実践していること」をテーマに、様々な事例を発表した。
定例会にはJKK会員20人と、富山県の会員外の女将3人がオブザーバーで参加。10年度の活動予定の確認、各委員会の活動報告などが行われた。総会は4月14日、東京の全国旅館会館で行われる。
JKKでは、全国の旅館・ホテルの女性経営者を対象に会員を募っている。問い合わせは全旅連事務局(TEL03・3263・4428)。
松田元青年部長を交えたディスカッション