全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)は12月14日、石川県金沢市の金沢都ホテルで衛生管理研修会を開く。厚生委員会(野澤幸司委員長)の主管。ノロウイルスによる食中毒の発生が増える冬を迎えるに当たり、全国の旅館・ホテルの経営者、従業員らを対象に、その発生状況を説明、予防策を講義する。先着50人で、現在受講者を募集している。
公益社団法人日本食品衛生協会が協力。講師に同協会学術顧問で医学博士の丸山務氏を迎える。
「わが国における食中毒の発生動向と予防のための衛生管理の要点」をテーマに、「わが国における食中毒の発生状況と問題点(目で見る食中毒発生状況、クドア〈寄生虫〉による食中毒、ノロウイルス食中毒など)」「ノロウイルス食中毒の予防」「食品衛生における手洗い」「食品衛生管理(食の安全の確保、わが国におけるHACCPに基づく衛生管理の導入ほか)」を講義する。
午後1時半受け付け、午後2時開始(午後4時終了予定)。参加費無料。
問い合わせ、申し込みは12月7日までに全旅連TEL03(3263)4428。