全国旅館生活衛生同業組合連合会(全旅連)の女性経営者の会(略称JKK、平松佐智恵会長=三重県・心の宿みかさ旅館、37会員)は24日、東京の全国旅館会館で総会を開いた。任期満了に伴う役員改選で平松会長が退任、後任に稲熊真佐子副会長(愛知県・豊田プレステージホテル)が就任した。
JKKは女性経営者同士がネットワークを構築し、経営に関する知識の向上や、個々の旅館・ホテルの問題解決を図ることを目的に、小原健史全旅連会長の肝いりで発足した。講師を呼んでの勉強会・研修会を開催するほか、Eメールを活用した会員同士の情報交換などを行っている。
会では活動の深耕を図るため2年後に委員会組織を構築することとし、そのため今年度は会員の拡大に向けた活動を事業の柱とする。その一環で7月10日にオープンセミナーを開催。このほか10月と来年1月に勉強会を開催する。
総会には全旅連の小原健史会長、佐藤信幸次期会長、永山久徳青年部長らが出席。懇親会には山東昭子参議院議員、谷本龍哉衆議院議員・観光産業振興議員連盟事務局長が出席した。
議事終了後、財務に詳しいJKK会員の石橋利栄さん(大阪府・観光ホテル大和屋本店)を講師に、財務についての勉強会を開いた。
稲熊新会長