シルバースターキャンペーン、100人に宿泊補助券贈る
全国旅館ホテル生活衛生同業組合連合会(全旅連)のシルバースター部会(中村実彦部会長=長野県・ホテル五龍館)は1日、恒例の「『人に優しい宿』シルバースターキャンペーン」を始めた。宿や旅行に関するアンケートに答えた人の中から抽選で100人に1万円分の宿泊補助券をプレゼント。イメージキャラクターにアルペンスキー選手で平昌パラリンピック金メダリストの村岡桃佳選手を昨年度に続き起用した。
シルバースターは、高齢者、障害者など、全ての人に優しいハード、ソフトを備える宿の登録制度。登録施設は現在、全国に約800軒。
キャンペーンは同制度の周知や登録施設の利用促進を目的に毎年行っている。今年度は登録施設などに備え付けのアンケートはがきに書かれた「シルバースター登録の宿をご存じですか」「行ってみたい国内の観光地はどこですか」など9の質問に回答し、投函した人の中から抽選で100人に、登録施設の宿泊補助券1万円分をプレゼントする。応募期間は来年2月29日まで。全旅連の公式ホームページ「宿ネット」でも応募できる。
イメージキャラクターの村岡選手は昨年の平昌パラリンピックに出場したほか、今年からパラ陸上にも挑戦。来年の東京パラリンピック出場も目指している。シルバースターキャンペーンには、中村部会長が平昌パラリンピックのアルペンスキー監督を務めた関係もあり、協力している。
村岡選手を起用したキャンペーンのアンケートはがき