保護猫カフェを併設した宿泊施設「ねこ浴場＆ねこ旅籠」、12月16日大阪で開業

　保護猫カフェを併設した宿泊施設「ねこ浴場＆ねこ旅籠」が12月16日に大阪で開業する。

いまTwitterで話題の「ねこ浴場」日光浴、森林浴と同じように、猫を浴びて健康になる、そんなコンセプトの保護猫カフェ内に今度は、猫に眺められながら眠ることができるホテル「ねこ旅籠」が12月16日にオープン。

保護猫カフェを全国で7店舗運営する株式会社ネコリパブリック本社所在地：岐阜県岐阜市、代表取締役：河瀬麻花）と、「ネコリパ不動産」運営会社のイノーヴ株式会社（本社所在地：東京都板橋区、代表取締役：合沢直晃）は共同運営で、保護猫カフェを併設した宿泊施設「ねこ浴場＆ねこ旅籠」を2019年12月16日にオープン致します。なお営業開始にあたり、無料のプレオープンを12月12日〜14日に開催致します。宿泊料金が保護猫カフェの運営に充てられる、新しいカタチのホテルをぜひ体験してください。

保護猫カフェからガラス１枚向こうは、ドミトリータイプのホステル。夜間はお互いのプライバシーのため、ガラス越しでの交流となります。宿泊客は猫様たちの観察対象として一夜を過ごしください。
料金：１名１泊8,900円（税別）2時間の猫カフェ入場が可能な金券（3,000円相当）付き

■猫旅籠の泊まりかた１

猫たちに観察される
好奇心旺盛な猫たちが、キャットウォークからホテル室内を覗き込みます。（ガラスを叩くなど猫を驚かせる行為、フラッシュ撮影は禁止です。）

■猫旅籠の泊まりかた２
夜行性の猫様に楽しんでいただく
本来は夜行性の猫様たち。日中は見られないような活発さを見せてくれるはずです。室内からおもちゃを振って目の前までお呼びするもよし、リモコン遠隔操作のおもちゃで猫様の興味を引くもよし。

■猫旅籠の泊まりかた3
猫カフェ2時間パスと和の空間を楽しむ
猫カフェエリアは昭和レトロな銭湯をイメージした内装で、富士山に登頂する猫の姿を写真に収めるのも一興です。ホテルエリアの壁には、江戸時代の浮世絵師、歌川国芳の猫浮世絵が。

なお宿泊費用には、猫カフェの2時間パスが含まれます。宿泊者は猫カフェエリアが2時間無料で利用できるだけでなく、閉店後や開店前の猫のお世話、お掃除タイムにも猫様たちの遊び相手として猫部屋にお入りいただける特別待遇がございます。

■猫旅籠の泊まりかた４
ずっとの家族と出会う
カフェにいるのは、みな里親さんを探している保護猫です。一泊という長めの滞在時間の中で、気になる猫様との相性を確かめてください。あなたを観察していた猫様から、逆にスカウトされることもあるかもしれません。

■体験型宿泊施設「ねこ浴場＆ねこ旅籠」オープンの経緯

2016年から保護猫カフェとして皆様に親しまれ多くの卒業猫を送り出した大阪心斎橋「ネコビル」は家賃の値上げにより退去せざるを得ませんでした。猫と入居できる店舗物件が限られる中、立ち退き期限ギリギリのタイミングで今回の物件と出会いました。移転に伴い、「ネコリパ不動産」を運営するイノーヴ（株）と共同で新しい取り組みを模索する中で、「猫に一晩中観察されて眠るホテル」というコンセプトが生まれました。当ホテルの立地する心斎橋〜長堀橋エリアは日本人観光客及びインバウンド観光客からの宿泊需要が高く、ユニバーサルスタジオジャパンや、道頓堀への観光拠点として多くのホテル、ホステルが多数存在しています。当ホテルは観光に出かける拠点にもなり得る他、宿泊体験そのものにアミューズメント要素を加味し「どこかに行くために泊まるホテル」ではなく、「ホテルそのものが目的地」となる、非日常体験をご提案します。