佐賀県観光連盟は6月26日、大阪市内の大阪第一ホテルで、旅行会社やマスコミを対象に、下期向けの観光素材、モデルコースの説明会「2007SAGA’Sセミナー」を開いた。テーマは「佐賀発!がばい感動 本物との出会い」。佐賀の秋祭りやひな巡りなどを紹介した。
冒頭、同連盟の古賀弘泰・専務理事=写真=は「佐賀全体の観光力を上げるために、各市町村と観光施設が一緒にイベントや観光説明会に取り組んでいる。家族で楽しめる佐賀へ来ていただきたい」と誘客への意気込みを語った。同県は、家族旅行を誘致しようと、ファミリーツーリズムを推進している。
佐賀県を代表する唐津神社の秋祭り「唐津くんち」では、今年も10月1日から1カ月間、曳山囃子の練習風景が見学できる。
ひなまつりイベントでは、佐賀錦や鍋島小紋を使用した雛人形が展示される「佐賀城下ひなまつり」や、着物もすべてが有田焼で作られた人形が展示される「有田雛(ひいな)のやきものまつり」などを説明。佐賀の独自性のある伝統工芸に触れるコースとしてアピールした。
また、吉野ケ里歴史公園では10月13日に、弥生時代の暮らしが体験できる「南のムラ」がオープンする。衣装を着て土器づくりや歌、踊りなどの体験ができる。