京都蒸溜所は5日、仏ペルノ・リカール社と資本提携したと発表した。
株式会社Number One Drinks(京都市南区 代表取締役CEO デービッド・クロール)が運営する「京都蒸溜所」はワインとスピリッツの製造において世界2位を誇るフランスの酒造メーカー「ペルノ・リカール社」と資本提携することをお知らせいたします。この度のパートナーシップにより、日本初のウルトラプレミアムジン「季の美 京都ドライジン」における需要に応えるべく京都市内に新たなる蒸溜所を建設する予定です。
共同創業者であるデービッド・クロール、角田紀子・クロール、マーチン・ミラーの3名は今後もペルノ・リカール社の投資のもとに京都蒸溜所の運営を担うことになります。
京都蒸溜所創業者3名のコメントは以下のとおりです。
代表取締役CEOデービッド・クロール:京都の皆様からのサポートのもとに造られた「季の美」は、3年前に発売して以来、国内外で素晴らしい反響を得て参りました。ペルノ・リカール社とのパートナーシップにより「季の美」がより飛躍することを楽しみにしています。
角田紀子・クロール:何代にも渡って継がれてきた京都の職人の方々の技や文化とのコラボレーションが世界で認められたことに感謝しています。今回のパートナーシップにより京都の四季の美しさがより認知されることを願います。
京都蒸溜所会長マーチン・ミラー:ペルノ・リカール社とのパートナーシップを楽しみにしています。同社の経験やリソースをもとに世界的な流通をより強化していきたいと思います。
ペルノ・リカール社会長兼CEOのアレクサンドル・リカールのコメント:唯一無二のブランドがポートフォリオに加わることに喜びを感じています。「季の美」のユニークなストーリーや味わいは弊社のプレミアムジンビジネス‘The Gin Hub’をより魅力的にしてくれるでしょう。我々も今後の発展に大いに期待しいと思います。
■京都蒸溜所
株式会社Number One Drinksが運営する、京都に2014年設立のクラフトジン蒸溜所。2016年にフラッグシップ商品「季の美 京都ドライジン」を販売し、国内外の品評会にて数々の賞を受賞。
■季の美 京都ドライジン
京都蒸溜所が製造する日本の技を駆使した小ロットのクラフトジン。素材に徹底的にこだわり、良質なお米のベーススピリッツと日本ならではの柚子、レモン、山椒、生姜、玉露などのボタニカルを使用し、職人により丁寧にブレンドして造っています。「季の美」はドライな味わいと独特なアロマ、生姜のスパイスが余韻を残す日本らしさ溢れるクラフトジンです。