京都水族館(京都市下京区)は、オオサンショウウオの魅力を伝えるイベント「骨の髄までオオサンショウウオ」を来年1月31日まで開催している=写真はポスター。
京都の鴨川に生息し、約3千万年前から姿かたちを変えていないことから「生きた化石」と呼ばれるオオサンショウウオ。今回のイベントでは、オオサンショウウオの骨格3D標本や体内断層画像を初めて展示する。オオサンショウウオと関わる10種の生き物の展示も行い、オオサンショウウオの体内の仕組みや生息環境などの生態に迫る体験も提供する。
9月9日からの約2週間、オオサンショウウオのぬいぐるみが京都の街中に現れ、地元企業と連携する特別イベントも実施している。
同館は、オオサンショウウオの姿が数字の9に似ていることなどから、9月9日を「オオサンショウウオの日」として日本記念日協会へ申請し、認定されている。